頑張って行ってくるね

 不登校の娘の下の子が朝出かける際に、

「頑張って行ってくるね。」と言って出かけた。

学校が楽しくないと普段から口にしている子だけに、

頑張ってくるって、凄くエネルギーがいる事なんだろうなと思い、

母としては心がチクリと痛んだ。

 

学校は何故楽しくないのか。

普段から友だち関係で孤独を感じているからだろうか。

教室の中で、本当に仲の良い友だちにあうことができれば、

楽しくもなるだろう...けど、

上手くいかず、傷つく事も多いと、ただ辛いだけなんだろうな。

 

上の子も学校へ行かないと言って、最近まで不登校だった。

親としては、とても悩んだし、苦しんだ。

けど、学校へ行って、毎日心が壊れれていくよりは、

きっぱりと休んで、その環境から離れてしまったほうがいいのではないかと思うようになった。

心を大事にすることってとても大事。

自分が自分らしく、楽しく過ごせる環境を探したっていんじゃないかな。

不登校になったって、決して人生終わったわけではない。

人生折り返し地点まできている私としては、

人生のほんの一瞬なんだと思う。

 

学校を休んでいる罪悪感で縛られているかもしれないけど、

好きな事を模索する、エネルギーを蓄える時間なのかもしれない。

ただ、勉強は確実に遅れていくので、娘の不登校を通じて思ったことは、

少しでもやる気があるのなら、ネット配信しているアプリやサイトを利用して、

少しずつ続けたほうがいい。

 

ただ、やる気が無い時に頑張るのは無理なんだけどね。

 

編入、転入考えたけど...

今、娘が通っているのは、専門学校。

早く自分が行きたい分野の技術を学びたいっていう本人の希望だったから。

入学してみたけど、勉強の進度もゆっくり、技術の方もあまりしっかりと教えてもらえず、不満だけが積み重なる毎日。

大学進学を希望するようになり、やる気になってきた娘を応援したいと思う。

 

転入、編入を親子で話始めた。

教育委員会に聞いてみたけど、専門学校の単位は高校の単位として認められないという理由で、編入は無理だった。

年度途中で入れる制度のある学校へ連絡してみたけど、考え始めたのが遅かったために、願書受付の日にちが既に過ぎていた。

娘に残された道は、このまま今の学校へ通って進学するか、来年度再度高校一年生として、入学し直すか。。。

来年度また一年生として一つ下の子たちと通うのは、無理だという娘。

このまま今の学校で通い続け、進学目指して勉強するしかないのかもしれない。

 

意気消沈してしまい、少し落ち込んだけど、

全てがダメになったわけじゃない。

やれることを全力でやるのみ!

 

 

塾かぁ

高校入学するまでは、大学進学に全く興味がなかった娘。

最近将来についてよく話すことが多い。

 

美術系の大学に行きたいと思っているみたい。

やりたいことがあるなら、全力で応援したい。

でも美術系の大学は、それまで美術系の塾に通って、技術を学ぶ子が多いらしく、美術系の塾を検討することになった。

一度授業を体験することができるみたいなので、体験を申し込もうかと相談中。

 

それと同時に、勉強してこなかった年月分の内容を勉強しないといけない。試験科目が少ない大学もあるけれど、経済的な理由もあり、公立の大学を目指すため、共通テスト、受験する大学の入試科目を勉強しないとならない。

今の学校自体、普通科でないことから、学べる教科が少ない。

これはまずいと思って、塾へ話を聞きに行ってみた。

が、、、

予想はしていたけれど、塾ってのは、とっても高い!

我が家の経済状況では、かなり重い金額。

 

入塾したとて、そのコースの内容まで追いつかないため、ネット配信されている講座を見て、自力で勉強するしかないらしい。

であれば、月額数千円のネット配信型の教材で勉強しても同じなのでは?と思い始めた。

どうやら質問も可能らしいし、いいかも!

色々な教材があるから、せっかちな私としては早いとこ検討しなければ。

 

不登校からの将来

 娘が小学校の時に突然学校へ行かなくなり、親としては先生に相談したり、カウンセリングを受けてみたり、一緒に登校してみたりと色々やってきたけれど、振り返ってみて思うのは、結局本人の気持ちが動かないと事は進まなかったなあと。

何で不登校になったのかとか、原因はどこにあったのかとか、めちゃくちゃ悩んだけど、情緒不安定になっただけで、そこを考えることによって好転することはなかった。

私も分からなければ、娘も今振り返っても、何故不登校になったのかわからないという。

きっと周りに自分を合わせようとしたりすることに疲れたのではないだろうかと思う。

 

その娘も今は高校生。

高校生になったら、義務教育ではないことから、さすがに毎日なるべく休まないようにと通っている。

 

娘は、高校入学前に将来やりたいことを決めた。

私が娘の年齢の頃は、将来やりたいことが見つかってなかったかなと思うけど、娘はもうすでに決めている。

殆ど家に居て、悩んではいたようだけど、興味があることを色々試してみたりすることで、自分は何が好きで、何を仕事にしたいのかをじっくり考える事ができたのかもしれない。

 

不登校で家に居た期間を少し肯定的にに考えられるようになったことは、時が経って長い長いトンネルの出口を見つけられたからかな。

不登校真っ只中に居る時は、そんなこと思いもしなかった。

 

気持ちの晴れない日々が続いていたけど、学校だけが全てじゃないし、やる気になるその時まで、エネルギーを溜める時間も必要なのだろう。

 

とにかく、今は良く話して良く笑う娘に戻れたこと、本当に良かったと思う。